2003年には熊谷市のPR大使「さくらの大使」を務め、熊谷市内を歩けば「あやめちゃん!」と、沢山の方から声をかけられる熊谷の人気者です。
育児とフリーアナウンサーという、とっても大変な2つをバリバリこなす、パワフルウーマンにインタビューさせていただきました!
フリーアナウンサーへの道のり
ライターゆる
「本日は、貴重な時間ありがとうございます。いつも楽しく番組を拝見させていただいています♪先程、撮影も拝見させて頂いたんですけど、生放送ってとってもドキドキしますね!」
山本さん
「ありがとうございます♪いつもは1人でカメラの前に座ってリハーサル通りに原稿を読むことが多いのですが、今日はゲストもいて、ちょっと異例の日だったのでバタバタしてました(笑)」
ライターゆる
「アナウンサーになられてどれぐらいになるのですか?このようなお仕事をずっとされていたのですか?」
山本さん
「この仕事に携わって15年ですね。子供の頃の夢は飛行機の『客室乗務員』だったので、その夢に向かって学生時代は英語などを学び突っ走ってきました。ただ、就職氷河期でJAL、ANAなど大手のCA採用がなく、客室乗務員にはなれませんでしたが、航空会社の地上職で3年間成田空港で働きました。生まれ育った熊谷を離れて、故郷がすごく恋しかったのを覚えてます。」
ライターゆる
「スチュワーデスですか、たしかに華がありますよね。地上職というのはどういったお仕事なのでしょう?」
山本さん
「チェックインカウンター業務やビジネスクラス・ファーストクラスのお客様のラウンジ業務、出発到着便業務やチケット発券など、様々な経験をしました。ちょうどシドニーオリンピックや、日韓サッカーワールドカップの時代に成田空港で働いていました。また、アメリカ同時多発テロ9.11が起こった時期でもありました。今から18年前になりますね。」
ライターゆる
「とっても忙しいタイミングですね、そちらのお仕事を3年目にお辞めになられて。熊谷へ戻ってきてアナウンサーに?」
山本さん
「そう、3年でやっぱり『ふるさと帰りたーい!』『実家にいたーい!』と思っちゃって、25歳の時に戻ってきて、ちょうどそのタイミングで、熊谷青年会議所が主催するPR大使(さくらの大使)の募集があって、じゃあちょうど帰ってきたし、熊谷好きだし、ちょっと応募してみようかなって応募して・・・オーディション会場が丁度ここの場所だったんです(笑)」
ライターゆる
「えっ?こちらで?」
山本さん
「そうなんです、当時はテレビ熊谷がオーディション会場でした。審査員の方々から自己紹介含め、色々と質問があり、さくらの大使として3人選ばれるんです。その中の1人に選んでいただき、埼玉国体までの約2年間、さくらの大使を務めさせていただきました。その任期中にたまたま、当時テレビ熊谷の営業マンからスカウトを受けまして・・・(笑)」
ライターゆる
「まずは、さくらの大使なんですね!スカウト!すごいですね!」
山本さん
「それが、ちょっと面白い話なのですが、実家にケーブルテレビの営業マンさんが契約の為にいらっしゃったんですね、その方がたまたま営業マンを兼ねたリポーターをやっていたお兄さんだったんですよ、そして『テレビに出ている人が来たー!』と家族で盛り上がったんです。そうしたら、『じゃあ一緒にテレビやりませんか?』と、その場で(笑)」
ライターゆる
「えーーー!?すごい流れですね(笑)」
山本さん
「それからすぐうちわ祭りがあり、4時間の生放送にアシスタントリポーターのような形で参加させていただきました(笑)」
ライターゆる
「スピードデビューですね(笑)もちろん、アナウンサーの経験ゼロですよね?」
山本さん
「ゼロです(笑)」
ライターゆる
「前職でアナウンス講習的なものはあったのですか?」
山本さん
「それはありました、日本航空だったので、お客様のご案内する際に、日本語と英語でアナウンスさせていただいていましたので、そういった講習は受けていました。」
ライターゆる
「なるほど、下地はしっかりされていたのですね。それから熊谷人図鑑など色々担当されていくのですね。」
山本さん
「そうですね、まずはレギュラー番組やらせていただくことになりました。その後、出産を機に一時お仕事はお休みしていましたが、ある時、熊谷市報の夢追い人の取材でいつか、徹子の部屋のようなトーク番組をやってみたいと夢を語ったんです。そうしたら、熊谷人図鑑のMCのお話をいただき、今では、番組などを通して私を知ってくださった方々から、イベントや発表会や式典などお仕事の話をいただいていて、とっても幸せな働き方ができています。」
大切にしていること
ライターゆる
「お仕事やライフスタイルで、大切にしていることなどありますか?」
山本さん
「未来の自分をイメージして、1年後、5年後、10年後、ざっくりとですが、こんな女性になりたい、こんな仕事をしていたいと妄想して、それを『未来(夢)ノート』に書いています。それと、冷蔵庫に自分のやりたいことを書いたメモを貼っています、例えば『有名タレントさんと一緒に仕事が出来ますように!』って願いを込めて貼ったことがありました。不思議と旅番組で共演!なんていうお仕事が舞い込んだり、思いが形になっています。」
ライターゆる
「それは素敵ですね!」
山本さん
「それと、常に自分プラス家族の人数分の事を考えているので、家族のスケジュール管理をした上で、自分の仕事のスケジュールを組んでいます。土日のイベント司会業なども、家族を優先しています。ただ、子供達と一緒にいる間は仕事ができないので、就寝してから原稿を読んだり、下調べ等の準備をしたり・・・。なので、寝不足の日が多いかもしれません(笑)」
ライターゆる
「それはとても大事ですよね。女性も男性も、仕事が忙しいと、どうしてもそちらに集中してしまいがちですが。実際に家庭がうまくまわってないと、仕事にマイナスにはたらく事の方が多いですよね。ただ、寝不足は大変ですね・・・。」
山本さん
「そうですね、うちわ祭りにしても毎年年番が変わりますし、自分の勉強する時間がやっぱり深夜になっちゃいますね、子どもを寝かしつけて、家事を終わらせて時計を見ると12時1時で、今から1時間やるかー!見たいな(笑)」
ライターゆる
「ひー、それはかなりストイックじゃないと継続できないですね・・・。」
山本さん
「でもやらないと喋れないんですよ、下地がないと怖いじゃないですか?その人についての語れないし、その祭りについても語れないし、熊谷人図鑑の時もいつも私寝れないの(笑)今まで130人以上のゲストさんが来てくださっているんですけど、毎回ゲストさんが違うじゃないですか、だから収録の前は緊張しちゃって・・・(笑)」
ライターゆる
「寝れない!?」
山本さん
「寝れないっていうか、眠りが浅いのかな(笑)それだけ緊張感のあるお仕事だと思いますし、また達成感もものすごくあります。」
ライターゆる
「仕事・・・育児・・・常に全力なんですね、カッコイイです♪」
山本さん
「子育て中ですから、やることは山ほどありますし、仕事が続くと家事がたまっていきます。我が家は、家事は100パーセント私がやるので『オンナはパワフルウーマンじゃなくちゃ!』って思いながら頑張っています(笑)」
ライターゆる
「私も、2人のモンスターと戦っていますが、あやめさんを見習ってパワフルウーマンめざします!」
あやめさんの未来(夢)ノート
ライターゆる
「未来(夢)ノートに書いてあることを、お話しできる範囲でいいので少し教えていただけますか?」
山本さん
「今はこうして地域密着でアナウンス活動ができ、全ての仕事が楽しくて仕方ないですが、せっかくこのお仕事をさせていただいているので2020東京オリンピックに携わりたいです。また、熊谷人図鑑を長寿番組にしたいですね、1000回放送目指したいです!」
ライターゆる
「東京オリンピック!!楽しみですね♪」
山本さん
「それと、こどもをたまにスタジオにつれてきたりするんですけど、私の仕事を見ているせいか、去年上の娘が作文で『アナウンサーになりたい』って書いていて(笑)そういう夢は応援したいなって思いますね。両親が私に沢山の愛情を注いでくれて今があるように、私も子供達が自分の道をしっかり歩めるよう、愛情いっぱいに育てたいと思っています。」
ライターゆる
「娘さんカワイイですね♪素敵です♪熊谷人図鑑も1,000人期待しています!」
山本さん
「ありがとうございます、頑張ります!」
ライターゆる
「本日は、貴重なお時間ありがとうございました!」
山本さん
「こちらこそ、ありがとうございます。」
撮影/柿沼博基
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