その熊谷オフィスで、アメリカを拠点に、ペルー、ギリシャ、アルゼンチンなど、仕事をしながら旅をしてノマド生活している、ジョーンズご夫妻にインタビューさせて頂きました。
ノマドとは英語で「nomad」と書き、遊牧民という意味をもつ言葉です。最近では、「働く場所を自由に選択することのできる働き方」「オフィスをもたずに働く」というニュアンスで使われており。毎日特定のオフィスに通勤せず、好きな場所で働く働き方のことをさします。
デジタルノマド生活について。
ライター柿沼
「本日は宜しくお願いします!ご主人様はアメリカのご出身との事ですが、さおりさんのご出身はどちらなのですか?」
さおりさん
「私は熊谷ですね、1ヶ月だけ実家がある熊谷に滞在する予定で、主に平日に働くオフィスが必要だったので、この熊谷オフィスを利用する事にしました。」
ライター柿沼
「なるほど、同じ熊谷ご出身だったのですね、少し安心しました。お仕事はどのようなことをなさっているんですか?」
さおりさん
「私はフリーランスのグラフィックデザイナーで、イギリスのバイク会社、トライアンフを主なクライアントとしています。クライアントと直接会う必要がなく、やり取りは全てインターネット上でできるので、ノートパソコンさえあればどこでもできる仕事をしています。」
ライター柿沼
「デザイナー!僕も一度は言ってみたい、職業ランキング1位です。すごくカッコいいですね。デジタルノマド生活をされようと思ったきっかけはなんですか?ご主人様の影響でしょうか?」
さおりさん
「ティモシーフェリスの「『週4時間』だけ働く。」という本を読み、アメリカや日本のような先進国で働きながら物価の安い国で豊かに暮らす新しい時代のお金持ち、「New Rich」という考えを知り、自分もやってみたくなりました。そして更に、「Remote Year」というプログラムで数十名の在宅勤務をしている様々な職種の人々が1ヶ月ずつ違う国に移動し、合計1年間旅行しながら一緒にコワーキングスペースで働いてるのを知って、同じ事を主人と一緒にやってみようと決めました。」
ライター柿沼
「確かに、アメリカや東京都心など物価が高い所だと、収入が多くても支出も多くなってしまいますもんね、なるほど。今までどういった国々を巡られたんですか?」
さおりさん
「去年はヨーロッパで5カ国を3ヶ月かけて周り、最後は日本で1ヶ月過ごしました。今回は南アメリカの国(ペルー、チリ、アルゼンチン)に1ヶ月ずつ住み、同じように最後は日本に1ヶ月程滞在することにしました。これからも常識、場所にとらわれない自由な働き方をしていきたいと思っています」
ライター柿沼
「とっても楽しそう!しかもとっても仲がよいですね!ノマド生活で大変な事とかってないんですか?」
さおりさん
「大変だった事はあまりないのですが、やはり飛行機代や観光に使う出費は多くなりました。美味しい日本食が食べたい時に食べれなかったのも少し辛かったです。」
ライター柿沼
「なるほど、では「楽しい!」の方が圧倒的ということですね。」
さおりさん
「そうですね、1ヶ月ごとに違う国に引っ越すので、違うアパート、コワーキングスペース、食べ物、人、文化、景色が楽しめたのが良かったです。全てが新しい経験なので時間が長く感じられ、1ヶ月1ヶ月が濃かったです。寿命が延びる感覚になって得した気分です(笑)」
ライター柿沼
「うわー、なんかメッチャ楽しそうですね。」
さおりさん
「アルゼンチンの世界一大きいイグアス滝や何十キロも広がる氷河、ペルーの砂漠の中のオアシスにできた街、ギリシャの崖の上の修道院があるメテオラなど信じられない程キレイな場所を訪れられたのも良かったです。1ヶ月も同じ国に滞在したので観光も時間をかけてゆっくりできました。日本人に友好的な人が多かったのも嬉しかったです。」
ライター柿沼
「話のスケールが大きすぎて、僕の頭でついていけません(笑)最後に、今のライフスタイルで超幸せだなと思う1番の瞬間はどこですか?」
さおりさん
「どこの国にいる時でも、毎朝コーヒーを飲みながらコワーキングスペースやカフェで仕事を始める前に、「豊かな良い人生だな〜幸せ!」と思ってます(^v^)」
ライター柿沼
「毎日幸せって、それ最高のやつですね!ぜひ、来年も熊谷に戻ってきて、楽しい話しを聞かせてください!」
さおりさん
「ぜひ、その際はクマガヤオフィスにいると思いますので、ぜひ遊びにきてください。」
撮影/柿沼博基
関連情報
レンタルオフィス 熊谷オフィス
- 営業時間
- 9:00~22:00
- 定休日:ナシ
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- 048-594-7005
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