みそぱんベーゴードサ回りツアーなど、精力的に活動するご主人様を支えながら、お店と育児という二束のわらじをバランスよく両立しながら、お店も家庭もガッチリ守る奥様に取材させて頂きました。
店内の壁面にはオシャレなイラストが描かれていたり、味噌味の他にも、バナナ、レモン、あんこ味などおいしそうなベーグルが沢山ラインナップされています、とても人気があり15時までに売り切れてしまう事も多いそうです。
ご夫婦での店舗運営。
ライター柿沼
「本日は宜しくお願いします!本日も、ご主人様は「みそぱんベーゴードサ回りツアー」で外出中ですか?」
臼杵さん
「そうですね、今日は所沢ですね。本当は昨日行くはずだったのですが、ちょっとしたハプニングがありまして・・・笑。」
ライター柿沼
「facebook拝見しました、ご主人様潔くて素敵でした・・・笑。ドサ回りツアーもあり、最近はお店に一人というシチュエーションも多いのですか?」
臼杵さん
「最近は多いかもしれません。一人なので、朝ベーグルの袋詰めを行い、そのまま接客対応をし、16時頃までせわしなく動いている感じですね。」
ライター柿沼
「16時頃までお店で働いて、それからお子さんを迎えにいく流れですか?」
臼杵さん
「そうですね、仕事が終わって保育園のお迎えに行き、帰宅後に夕飯の準備がはじまりますね。」
家庭と仕事をバランスよく両立する日々。
ライター柿沼
「朝起きて、寝るまでフル回転ですね。そうなると、ご主人様よりも奥様の方がお子様と接する時間が多くなるのでしょうか?」
臼杵さん
「夫がベーグルを焼いているので朝も早く、遠方に販売・配達にいっていると帰宅時間も遅くなるので、私の方が多いかもしれません。ただ、常に家族内で子供達の様子を共有することにしています。それぞれが子供達と接するときに、その時々の思いや、園での出来事や気持ちも常に知っていて、いつも子供達へ思いを向けているよと、子供達に少しでも伝わるように心がけています。」
ライター柿沼
「自分の親が、忙しい中で自分の事を常に気にかけていてくれるって、すごく嬉しいですね。コミュニケーションってとっても重要ですね。」
臼杵さん
「オフの日に家族で出かける時も、子供達が「今日楽しかったね!」と言ってくれるようにしようと心掛けています。」
ライター柿沼
「ご主人様も小さいお子様を喜ばすの上手そうなので、お子さんはきっと楽しいこと間違いないですね、うらやましい!お仕事と育児の両立は大変だと思いますが、そのなかでも一番大変な部分はどういった所でしょうか?」
臼杵さん
「家の家事に追われて、お店のオープン時間ギリギリに出勤になってしまったり。お店が休みの日も完全な休みという訳ではないので、オンとオフの切り分けが難しいかもしれません。たまに、夫とお店で仕事の話しをしている際などに、家での不満が加わってしまうこともありますし・・・笑。」
ライター柿沼
「夫婦であり、ビジネスパートナーでもあり、難しいですよねその部分の線引きは。逆に良い部分はありますか?」
臼杵さん
「同じ店で働いているので、お店が忙しい日など夕飯が手抜きになっても文句言われないところですかね・・・笑。それと、新しい味のベーグルの構想を練っている時は、自分が食べてみたい味を夫に気軽にリクエストできるので、その距離感でどんどん新しいアイデアを実現できるのはいいかもしれません。」
ライター柿沼
「ご主人様とのレスポンスや、意思決定が早いのはすごくいいですよね!お仕事をされていて、一番楽しい時はどういったタイミングですか?」
臼杵さん
「例えば、全粒粉パンを妊娠中に食べていた時に貧血にかからなくなったなど、女性に多い症状などで自分の体験からアドバイスして喜んで貰えた時や、「お友達がおいしいと言ってたから来てみた。」など紹介やクチコミで来店して頂ける時は、とっても嬉しいですね。」
ライター柿沼
「紹介やクチコミは嬉しいですよねー、体験が想像を超えた時にしか友人等に紹介しないですもんね。これからも着実に紹介やリピーターは増え続けていくと思いますが、最後に今後の展望をお聞かせ頂いてもよろしいですか?」
臼杵さん
「私が子供の頃「焼きまんじゅう」を売る車が週一で近所に来ていて、心待ちにしている子供でした。同じように、当店で口にした「みそぱんベーゴー」の味を、どこか懐かしい、ほっとする味と感じてもらえる、そんなベーグルを夫と一緒作っていけたら嬉しいです。」
ライター柿沼
「夫婦も味も継続は力なりですね。みそぱんベーゴー100万個達成の際は、ぜひ取材させてください!本日はありがとうございました。」
臼杵さん
「こちらこそ、ぜひ取材してください!」
撮影/柿沼博基