8月に入りやっと長かった梅雨が明けましたね。
さぁ、キャンプだ!!と言いたいところですが新型コロナウイルス第2波到来!?のため、夏キャンプは諦めて自宅で楽しもうと思います。少し寂しいですが、限られた環境を最大限に楽しもう!という考え方に変わってきた我が家です。
現在、我が家の畑は夏の大収穫祭で、ちょうど春のコロナ自粛期間中に植えた野菜たちが連日の雨にも負けず実ってくれて、毎朝収穫に忙しくしています。
朝は息子を畑から見える窓際で朝ごはんの注入(鼻チューブから栄養剤を入れます。)をさせ、家の中の息子と畑の野菜を交互に見ながらどちらもトラブルが発生していないかチェックしています。息子はしゃっくりしてないか?野菜は虫がついたりカビたりしてないか?トラブルに気づいたらすぐに対処です!
子育ても畑も手を抜くとすぐにバレるから恐いです。
その代わり必要な時に必要なお世話をすれば、あとは自分の力で成長していってくれるような気がします。
しかしながら、お世話というものは人間も植物も大変ですね。
『食べられなっていく息子に家族で作った野菜を食べさせたい!』という想いから始めた野菜づくりですが、夜は農家さんのYoutubeを見て勉強。朝の野菜チェックに休日は家族で草取り。やり始めたら止まらない性格なのでなんだか必死になってきています…(笑)
現在、息子は口からとチューブからの両方でご飯を食べていますが、そのうち口から食べられなくなることはわかっており、私は息子がそうなった時に決して『食べる』ということを忘れて欲しくない!!と強く思っています。
なぜなら息子は大の食いしん坊で1日の楽しみは食べること♪というような顔をしています。こんな食いしん坊な息子が食べれなくなっったらどうなってしまうのか…??想像ができません。
「食べることは生きること。生きることは食べること。」そんな文句があったかどうかは知りませんが、とにかく口からもぐもぐ食べていた記憶を忘れて欲しくないのです。
それと同時に私とパパと3人でオレが大好きなトマトやカボチャを育てたことも記憶のどこかに残っていて欲しい。
家族で畑に種を蒔いたり水をあげたり、野菜を引っこ抜いたりもぎ採ったり、カエルを触ったり巨大青虫に大騒ぎしたり。思わぬ大収穫で大爆笑したり、なかなか実がならず悲しんだり。春には鳥がたくさん鳴いていたこと、工事でモグラが引っ越してきたこと、まぶしかったり小雨に打たれたり、季節の風を感じていたこと。
たくさんの出来事が息子の記憶に刻まれているはずなので、チューブからしかトマトやカボチャスープを食べれなくなったとしても、それらの野菜を育てたことをお話しながら食事ができたらいいな。という、私の大変身勝手な想いが我が家の野菜作りには詰まっています。
オレとパパはかーちゃんの想いに付き合わされて迷惑なだけかもしれませんが。笑。
おまけ:最近Youtubeデビューしまして…畑で風を感じてるオレがちょこっと見れます。
オレYouTubeデビュー (https://youtu.be/Ok0DPb5Xxis)
著者紹介
- 名前
- inoinoart
- 性別
- 女
- 年齢
- ホームアローンのケビンと一緒
- 出身
- 江戸っ子
- コメント
- 熊谷と深谷を行ったり来たり。難病っ子の息子を育てながらアート活動とアウトドアに勤しむ。エッセイも楽しみたいと思います!
- https://www.instagram.com/inoinoart/