埼玉県熊谷市の多様性のある暮らしをめざして

熱子

「あっ、あれじゃない、あそこで準備をしているイケメンが関口貴久さんじゃないの…。情報屋が言っていた以上に、とってもたくましい体してるわよ♪｣

熱男

「えー、遠くて全然わからないよ…。とりあえず、ちょと近くまで行ってみよう。｣

熱子

「こんにちわ～～♪♪お忙しい所すいませ～～ん♪♪｣

熱男

「なっ、なんだか声のトーンが…。｣

関口さん

「こんにちはー、すいません、まだ準備中で、18:30～スタートなんですよね。｣

熱子

「あら、ゴメンなさ～～い♪♪せっかくなので、お手伝いしてもいいかしら♪♪｣

関口さん

「助かります、ぜひお願いします。｣

熱男

「いつも、こちらは1人でセッティングされているんですか？｣

関口さん

「当初は、搬⼊〜セッティング〜搬出まで、基本的には、ほぼ1⼈で行う予定だったのですが、片付けに思いのほか時間がかかるので、最近は『片づけを手伝ってくれたら参加費無料制度』を導入しまして、大変ありがたいことに、片付けのみご参加の方に手伝って頂くことも多々あります。｣

熱子

「すご～い無料になるなんて♪♪熱男よろしくね♪♪｣

熱男

「えっ俺だけ！？ほんと人使い荒いなぁ…。ちなみに、この『Neon Line』というブラックライトを活用し、暗闇でスポーツをするイベントを行おうと思ったのは、どのようなきっかけなのですか？｣

関口さん

「北本にあるキックボクシングジムにトレーナーとしてお邪魔していまして、そこは格闘技を学ぶ場としてはもちろんですが、それ以上にフィットネス⽬的の会員さんが多くいらっしゃいます。フィットネスでくくった場合、通常のスポーツクラブに比べると格闘技のジムは少々⼊りにくく感じるかと思うのですが、理由を聞いてみると『一人で筋トレするのは楽しくないけれど、2人でする運動自体は楽しい。』というもので、自分の場合1人で筋トレをするのが当たり前になっていて、そういった意見がとても新鮮に感じました。｣

熱男

「たしかに、1人だとなかなか継続するのって難しいですよね。｣

関口さん

「一対一でトレーニングを行う個室のジムやプライベートジム等のように、他人の視線を気にする方が沢山いて『運動している所を見られたくない、そもそも運動が得意じゃない。』など、そういった思いを抱いている方でも、他人の目を気にすることなく、尚且つ楽しめる環境ができたらいいなと思い、色々模索していた所、アイデアを思いつきました。｣

熱子

「そうね～、汗だくで必死に頑張っている姿なんて見られたくないかも…。｣

関口さん

「海外で既に先行事例があるのですが、それを参考に国内用にアレンジしています。国内でこの規模でやっているのは初だと思います。｣

熱男

「初！！！！！！それはすごいぞ！！！！！｣

関口さん

「ありがとうございます、よし、そろそろ準備も終わったので、ライトをつけてみますか。(カチッ)｣

熱子

「WOW!!とってもムーディーね♪♪｣

熱男

「すごいです！とっても素敵な音楽が鳴り響いていて、なんだか高揚してきました！あっ、さっそく、あちらのお客様は卓球やられていますね、なんだかとっても楽しそう！｣

関口さん

「ぜひ楽しんでいってください！｣

熱子

「は～い♪♪さ、熱男、覚悟しなさいよ、バトミントン全国1位の実力を存分に堪能させてあげますわ♪♪｣

熱男

「えっ？全国1位？あっ、その前に、最後にお聞きしたいのですが。関口さん、これからどういった方に遊びに来て頂きたいですか？｣

関口さん

「基本的にはどんな⽅にも楽しんで頂けたらと思いますが、特に個人的には、現在筋トレや運動の習慣がない方に気軽に遊び感覚で来て頂きたいです。とりあえず遊んでみた結果いい運動になって、それが習慣になる方が増えたらいいなと思っています。環境は行動を変えて、行動は未来を変えます。どんな形であれ、そこにNeonLineが少しでも貢献できれば嬉しく思います。少し矛盾してしまいますが、”運動目的で運動する“というよりは”遊んでみた結果、楽しいし良い運動になる“くらいになるような、遊び心のある場づくりをしていきたいです。｣

熱子

「私、実は、バトミントンとか運動とかとっても苦手なんです…、関口さん一緒に遊んでくれませんか♪♪｣

熱男

「さっ、さっきまで、全国1位って…1位…。｣