怪人「スッスッスッ~♪どうやらこのゼノの存在に気付いたようスネ♪」
首領「今度は大丈夫なのでしょうね?もう失敗は許されないブゥゥーン!!」
特別に設けられた玉座にどっしりと腰掛ける、悪の軍団ブラックホーネットの首領キラークィーンが、大きな羽を振動させながら、眼光鋭く、重低音の響く声で、スネーク博士に問いただす。
怪人「ご、ご安心くださいキラークィーン様、今回の作戦は完璧でスネ・・・。」
黒い影「ほ~んといつもスネークは口だけなんだから♪笑っちゃうヒラ~♪」
怪人「く・・・。」
首領「そのぐらいにしておきなさいチョウ婦人、あとは任せたわよ、私は一足先に戻るブゥン!」
黒い影「バッハハ~イ♪」
怪人「は!お任せくださいスネ!」
チョウ婦人が、キラキラ輝くスティックをくるっとまわすと、蝶の形に空間が裂け、キラークィーンとチョウ婦人はそのなかに入ると、一瞬にして消えた。
怪人「くぅ、チョウ婦人のあの生意気な態度、くぅ、イライラするスネ!!!!」
スネーク博士は、機械仕掛けの杖を大きく振ると、先端から黒い光線が放射され、周囲にいた戦闘員たちに命中し、戦闘員は粉々に分解されてしまう。
怪人「ワタシだけが、キラークィーン様に評価されるべきスネ!!!!このゼノちゃんを使って、今度こそクマレンジャー達の息の根を止めてやるスネ!!!!」
超巨大宇宙戦艦XENO(ゼノ)は、ゆっくりと地球に向かって進んでいる。機関室では、円柱状のアクリル水槽の中で、丸い小さな球体が浮遊しながらあやしく発光している。
怪人「邪魔なものは全て粉々にしてやるスネ!スッ~スッスッスッ~♪」
スネーク博士は、モニターにうつる地球をみつめて不敵に笑う。
to be continued・・・
クマレンジャーを乗せた真っ赤なロケットが、すいすいと月に向かっている。
イエロー「わーすごいすごい、地球がどんどん小さくなっていくちん!」
イエロー310「宇宙はじめてある~、すごいある~。」
レッド「このクマロケットがあれば、月までひとっとびなのだ!」
ピンク「楽しそうね♪でももうすぐあの黒い箱と遭遇するはずよ♪」
グリーン「あと30分程度ですね。」
ブルー「何事もなく平和に終わればいいのさ…。」
そんな淡い期待を打ち砕くような、これから彼らを待ち受けるであろう、かつて遭遇したことのないような超巨大宇宙戦艦XENO(ゼノ)との大激戦、はたして彼らの命運はいかに…。
to be continued・・・
各エピソード紹介
熊谷戦隊クマレンジャーFiVE
【メンバー紹介】
役割:キャプテン
性格:とっても前向き、曲がった事が大嫌い。
趣味:スポーツ観戦
必殺技:熊キック
性格:ちょっとワガママ。
趣味:古カフェめぐり
必殺技:ラブリートルネード
性格:おっちょこちょい。
趣味:ごはん
必殺技:くるくる回転アタック
性格:秘密主義。
趣味:食レポ
必殺技:鉄拳、ハイキック。
性格:とってもレディファースト。
趣味:アート鑑賞
必殺技:コールドレイン
性格:Love&peace。
趣味:散歩とインスタ
必殺技:グリーンデイ